ロビンの庭

北米の田舎での日々を書いています。

野鳥を観察 カージナル3兄弟姉妹

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バードフィーダー


庭にバードフィーダーをぶら下げている。家で飼っているインコの餌が残るので、勿体ないからぶら下げ始めた。しかし可愛い野鳥がやってくると、どんどん餌をあげたくなる。結局、野鳥の餌を購入しているので、出費がかさむが、癒されてるので、よしとしている。

 

餌は主にひまわりの種とインコの餌である。シジュウカラと思われる野鳥などはかわいい。いろいろな鳥がやってくるのだが、ある時からカージナルの幼鳥がやって来るようになった。

 

彼らはまだ羽が完全に成鳥の羽に生え変わっていないようで、やや色が地味である。おそらくお兄ちゃん、お姉ちゃん、弟または妹?という組み合わせではないかと思う。鳥は一度巣立ったら、そのまま自分の力だけで生きていくものだと思っていたのだが、どうも必ずしもそうではないらしい。

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カージナル3兄弟姉妹 左から、末っ子ちゃん、お姉ちゃん、お兄ちゃん

お姉ちゃんと思われる鳥が、末っ子の世話をしている。雛のような鳴き方をして、羽をばたつかせ餌をねだり、お姉ちゃんの後を付いて回っている。お姉ちゃんが餌を食べている間、何をしているのかと思ったら、バードフィーダーの上で遊んでいる。お姉ちゃんは自分の餌を食べつつ、末っ子にも餌を与えて大変そう。お兄ちゃんはというと一人で自由を満喫中…

 

なんだか人間の世界をみているようで、お姉ちゃん頑張ってと言いたくなる。末っ子は下に落ちている餌をついばんでみたりしているが、口に入っているのかいないのか…なんとも要領の悪いわが子を見ているようで、大丈夫なの?と思ってしまう。

 

しかし最近になって、お姉ちゃんが末っ子を追っ払う姿を見かけるようになった。さすが野生、いつまでも甘えさせておくことはないのね、すばらしい。末っ子ちゃんもお姉ちゃんにくっ付いているのは相変わらずだが、餌をねだることはなく、自分でバードフィーダーから餌を食べている。

 

いつか末っ子ちゃんのモヒカンが立派になり、独り立ちする日まで、バードフィーダーの餌を切らさないように、陰ながら応援していくつもりである。