ロビンの庭

北米の田舎での日々を書いています。

ペットの世話をする ラマとアルパカ

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ラマ


友人がしばらく自宅を留守にするということで、ペットの世話を頼まれた。広大な庭にラマ、アルパカ、犬、鶏が暮らし、家の中には猫が住んでいる。

 

コロナが拡大してから、ここしばらくペット達と合っていなかった。2年ぐらいになるのであろうか。彼らは私たちを覚えているのだろうか… 

 

世話の方法がいろいろ変わったらようなので、旦那が一人で事前に聞きに行った。旦那が到着すると、ラマなどと一緒に暮らしている犬(ベラ)が激しく吠えていたらしい。覚えていなかったのだろうか?飼い主が制止させるとおとなしくなり、囲いの中に入ったら後はもう平気だったようだ。ラマとアルパカはいつもと変わりなく、彼らは旦那を覚えていたのか?、それともどうでもいいのだろうか?鶏は相変わらず、餌をくれれば誰でもよさそう。

 

ラマは娘が生まれる前からいたので、最低でも16歳以上で、アルパカもそれより少し若いくらいだ。ラマの寿命は20年くらいだそうなので、もうかなりご高齢なようだ。もうよく咀嚼できないのか飲み込みが悪いのか、乾燥した草のペレットのようなものを詰まらせて倒れたらしい。なので今回は水で十分にふやかしてから与えている。地面に生えている牧草?雑草?を食べているから、ペレットなんて与えなくてもいいかと思うけど、ビタミン剤などを加えて健康を維持しているらしい。よく食べるので美味しいのだろう。

 

犬などと同じように、草食獣も人を見分け覚えているように思える。目はいいのだろうか? 馬の視力は人間より少し劣る程度のようだが、動体視力が抜群にいいらしい。ラマもそうなのだろうか? ラマやアルパカの目はとても大きくまつ毛もバサバサで可愛い。外見はかなりキュートであるが、彼らの世話を初めてした時は、乾燥したペレットを口から噴き出して威嚇してきた。顔に向かって吹きかけるので、バイクのヘルメットを拝借して世話に挑んでいた頃が懐かしい。

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ラマとアルパカ

彼らは目もそれなりにいいだろうが耳もよさそうだ。声や音でも聞き分けているのかもしれない。車の音とかも聞き分けているかも。言葉が喋れたら車のエンジンの調子とか教えてくれたりして…

 

一方犬はそんなに目は良くないようなので、聴覚と嗅覚を頼りにしているらしい。猫はどうなんだろう?うちによく遊びに来る猫は、私が日本人の友人と話している時は絶対に近寄ってこない。彼は完全に人間を見分けていると思われる。それに対して、向かいにすむおじさんは私と日本人の友人の区別がついていないらしい… まあ人間なんてそんなものだ。